2012年・アセンションプリーズ

偉そうなことは書けんが、光に向かって進もうともがいてる姿を見よ!

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南太平洋のサモア諸島周辺で29日午前6時48分頃、マグニチュード(M)8.0の地震があり、津波が発生しました。

日本からずれたのでしょうか。

偶然か?必然か?
ふぐり玉蔵氏のブログで紹介されていた地震前の合図(HAARPの波形の変化)から8日目に地震がありました。

ちなみに、四川大地震の時は、合図から5日目に地震がありました。

e-piscoの発表にもあった通り、日本にHAARPの影響がありイオン濃度が異常値を示していたのは事実です。

しかし、地震は遠い南の島で起きました。

ひょっとすると、日本人の多くがHAARPに狙われていることに気付いてしまったから、その通りに実行できなくなったのかもしれない・・・・なんて、想像力を膨らませてしまいます。

ふぐり玉蔵氏のブログは、ブログランキングでも現在10位以内に入っています。
ブログランキングの出入り件数は、この記事を書いている時点で、週刊IN:45250、週刊OUT:161880、月刊IN:135930 HITあります。

それだけ多くの人が、あのブログを見ている訳です。
また、e-piscoも地震を気にする人の中では有名なNPO法人です。そこが、立場を気にするような違和感のある言い回しでHAARPに触れました。

こんなに多くの人が、今日来るか?今日来るか?と待っている中、本当に東海地震並みの地震が来たら、ネット中で“祭り”になると思います。

HAARP実行犯からしてみれば、「日本の多くの人にバレたけど、HAARPも破壊エネルギー溜めちゃったからどこか別の場所にに照射しよう!」
なんて、思ったのかもしれません。

まぁ、想像上の話ですがね。

いずれにせよ、海の向こうで沢山の死者が出ていることは大変心苦しいことであります。
私、個人的には、サモア諸島に行ったこともあるので、一層そう思います。

より多くの人が、HAARPの存在を知り、
アメリカを裏で支配している存在を知り、
マスコミの情報操作を鵜呑みにせず、
彼らの悪事ができなくなる世の中がくる日を願います。

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テーマ:伝えたい事 - ジャンル:
未来の家というとどんな家をイメージされますか?

多くのマンガで描かれているのが半円形のドーム型の家です。

そして、以前ご紹介した本レムリアの真実でも、地底に住む彼らの家は半円方のドームハウスであると書いてありました。

しかし、家はいつまで経っても箱型が一般的であります。

そんな中、実は未来のイメージ通りの家がありました。
ドーム


http://www.dome-house.jp/

ジャパンドームハウス株式会社が開発した世界で初めて発泡ポリスチレンを構造体としたドーム型建造物『ドームハウス』。
発泡ポリスレチレンとは、発泡スチロールとほぼ同じですが、強度はその15~20倍あるといいます。

発砲スチロールで家!?大丈夫???
とお考えの方は、こちらの動画を見れば、その不安も解消されるはずです。


なんとこの家、世界一の耐久性。世界一の耐震強度。世界一、強風・積雪に強い。世界一の断熱・省エネ。バーナーで炙っても燃えない。ノンフロン、ノンホルムアルデヒド素材で地球にも人体にも優しい。木を切ることもないので、環境にも優しい。
そして、組み立て式で簡単。基本的には3~4人で約7日間でクレーン無しでも施工可能です。

通常の家は、25~30年でガタがきます。場合によっては立て直しが必要な場合もあります。
そして、某大手建築会社は、「うちの家は50年大丈夫」と謳っています。

しかし、このドームハウスは紫外線・薬品・熱などの影響を受けなければ半永久的に変化しないという特徴があります。

まさに至れり尽くせりではないですか。
耐震性、耐火性が優れている家は地震大国日本では持ってこいではないですか。

なんだか、この会社のまわし者のようですが、
私は、このドームハウスを発見して感動しているだけの人です。
初めて、建ててみたい家を見つけました。

我々の頭には「家」という形が固定概念でありますが、
ドーム状にすることで、箱型にはできなかった良いことが沢山あるなら、この形の方が理に適っているのかもしれません。

将来は、ドーム型の家が主流になる日が来るかもしれません。

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テーマ:コレ知ってる? - ジャンル:ライフ
最近、多くのサイトで地震の話題を目にします。

e-piscoさんのサイトでもHAARP情報が挙がるなど、
やはり、HAARPが日本に照準を定めて活動しているのは事実のような気がします。

私自信も地震に対して敏感になっています。

そのせいもあってか!? 昨日(9/25)は、変わった雲を見ました。
地震雲ではないのかもしれませんが、見たことのない雲です。
発見時間は15:00頃

小田急線に乗っている時に気付きました。
新宿までの15~20分程の間、横浜方面の遠い空がグレー色の雲のカーテンがかかったような
まるで高い壁が出来たような、そんな雲でした。
そして、その雲は半蔵門についてもはっきり見れました。
かなりの長距離、同じ雲が見れることは珍しいと思います。

写真は半蔵門で撮った一枚
携帯での撮影なので解りずらいが、グレーの横一線より下が雲です。
9月25日の雲

そんな中、ふぐり玉蔵氏のサイトで知ったのですが、
昨日、9月25日 AM7:30にエンジェルリングが気象庁のサイトで見られたということです。
とりあえず、過去の記事を張っておきます。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080804_angel_ring/

上記と私が見た雲は関係があるのでしょうか。
なんでも短絡的に結び付けてしまうのもどうかと思いますが、
可能性としては、HAARPの影響もあるのではないかと疑ってしまいます。

昨日の夏日のような蒸し暑さも、異常さを感じてしまいました。

一応、ご報告まで。

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テーマ:伝えたい事 - ジャンル:
http://www.e-pisco.jp/r_ion/attention/090925weekly_z.html

e-pisco が首都圏大地震 予測撤回をしました。

その詳細が上記サイトで見れます。

読んだ方はすぐに安心できないことに気付くと思います。

5月末以降の南房総、厚木両測定点での異常値については、「高周波活性オーロラ調査プログラム」(HAARP)の影響を受けていた可能性が非常に高くなったため、両測定点の異常値にもとづく首都圏大地震の予測は撤回する。

とあるのです。

やはりHAARPでした。
そしてこう書いてあります。

当初は、南房総、厚木両測定点を含む大正関東地震の震源域全体を照射していたが、徐々に南房総測定点のみに照射範囲を絞っていったようだ。e-PISCOの大気イオン濃度測定器は、そのようすを的確に察知し、測定値として現れたようだ。


南房総にターゲットを絞ったのか!?
引き続き警戒が必要かもしれません。

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テーマ:伝えたい事 - ジャンル:
先日、触れました大地震の件ですが、ふぐり玉蔵氏のブログで進展がありました。

四川大地震の前兆現象でも起きた、波形のブレが起きました。

以下、転載
前にも書きますたが、
2009/9/19に格子状パターンが終わった。
そうすると、そこから2009/9/20 -> 2008/9/23
に波形の乱れが来る。
そこから5日以上空けると27日近辺ということになります。


※ジャーナリストの大沼安史さんという方がラジオ放送でHAARPの解説をしています。良かったらお聞き下さい。

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テーマ:伝えたい事 - ジャンル:
昨日の記事で取り上げた「お金のいらない国」ですが、著者のサイトに書いてある内容が大変素晴らしいので、のめり込んで読んでしまいました。
その中で、「お金のいらない国は実現するか」という題材がありましたので転載させて頂きます。

http://www2u.biglobe.ne.jp/~nagaryu/jinseishoyu.html#okanenonaikachihandan

「お金のいらない国」は実現するか

私は今から10年前に「お金のいらない国」という短編小説を書きました。おかげさまで多くの方にご支持いただき、この度、出版する運びとなりました。理想社会のひとつのイメージとして、「お金のいらない国」はわかりやすい、是非実現させたいと思ってくださる方も少なからずいらっしゃるようです。

確かに「お金のいらない国」は私にとっても理想です。ただ、私はその実現を第一に考えているわけではありません。私が第一の目的としているのは、お金というものの本質に、一人でも多くの人が気づくこと。そういう人が増えれば、世の中の、仕事や所有に対する認識、そのあり方も変わってくると思います。もし、全員がそれに気づいたら、お金は自然に消滅するでしょう。しかし、この世の人間の意識レベルは、まず全員が同じになることはありません。ですから、「お金のいらない国」を実現することは、少なくとも短期間には無理だと思っています。

また、一部の人だけで「お金のいらない国」を作っても意味がない。囲いを作れば外部社会から隔離されるだけで、端から見れば、変な宗教団体に見えるのがオチかもしれません。また、私の考える「お金のいらない国」は、全人類の英知と愛を必要とし、文明を一歩も後退させるものではありませんから、少なくとも地球規模で考えなければいけないと思っています。

私の目的は、現象面でなく、あくまでも精神面を変えることです。「お金のいらない国」の実現には、絶対に強制が伴ってはなりません。例えば、全員の理解を得られていない状態で、政府から「今日からお金を廃止する」という命令が下るような事態。それでは無理な思想の押しつけにしかなりません。そういった、形から入るのではなく、ひとりひとりが変わったら、結果として全体が変わった、気づいたらお金は不要なものになっていたという自然な流れが、「お金のいらない国」を実現させる唯一の方法ではないかと思います。

現象面から考えると、実現させることが目的で、実現しなければ失敗という発想になりますが、精神面を重視するなら、実現はしなくても、ひとりでもお金というものの本質に気づき、いかに生きるかを考えるようになれば、成功と言えるのです。まず、気づける人に機会を与える。そういう人がどのくらい増えるかで、この世のあり方は大きく変わるのではないかと思っています。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
大変素晴らしいですね。
私が得た幾つかの情報で共通していることは、五次元にはお金は無いということです。
私は「お金のいらない国」を読んだあと、「どうやったら、こんな世の中になるだろうか?」と真剣に考えました。

このまま時が流れて、皆の精神レベルが向上して、お金がなくなる日を想像すると、いつの話だろうかと気が遠くなります。
きっと、お金のない国になるためには、天変地異宇宙人のファーストコンタクトなど我々にとってかなりのインパクト事件が起こらない限り無理なのではないかなぁとも思えてきます。
2012年にアセンションで次元上昇するとしたら、その時までにインパクト事件が起こり、お金の価値観が変わっているかもしれませんね。

話はちょっと逸れるかもしれませんが、この話を実現できないかと考えていると、以前このブログでもご紹介したラビ・バトラ氏の提唱するプラウト主義経済を思い出します。
氏は、未来の経済の流れを一早く予言し、多くの事象を的中させてきた高名な経済博士 兼 宗教家です。
ラビ・バトラ氏の師であるサーカー氏は、かなり以前から「資本主義の崩壊は花火のように一瞬にして爆発する」と予言しております。
リーマン破綻から始まった現在の社会状況を見ると、この予言も想像するのに難しくない状況になってきました。
そして、経済破綻のあと、日本から「プラウト」という経済民主主義社会が始まると予言しているのです。
詳しくは、こちらの本を読んでください。



プラウトは「お金がなくなる」・・・とまではいかないですが、医療・教育分野を国家によってすべて無料にしたりと…本を読めばお分かりになるかと思いますが、かなり進んだ経済システムです。

それが日本から始まると予言しているのです。

・・・

今の日本の状況を見ていると、失業率は5%超だと言われています。
しかし、この失業率という言葉は、仕事をしていない人の率という意味ではなく、
求職(ハローワークに登録)をしている仕事をしていない人の率ですので、求職の意志の無いニートやフリーターはこの失業率に含まれておりません。
また、早稲田大学大学院ファイナンス研究科の野口悠紀雄教授は、日本の失業率が低く見えるのは「雇用調整助成金があるためだ」と指摘します。
「雇用調整助成金で企業内失業となっている人を失業とカウントすれば、9%を超えて米国と大差がなくなります」と話しています。

要するに、国のテコ入れができなくなったら失業率は9%になるということです。
更に、ニートやフリーター、非正社員の人数を入れたら何%いくのでしょう。
明るい将来の見えない人口は何%なのでしょうか。

もはや、国として国民の生活をを守るという当然の任務が遂行できない状況です。

これは、暴君アメリカの言いなりになってきた日本に大きなしっぺ返しがきたのでしょう。

職がなく溺れているような人が大勢いる状況を見ていると、田舎の土地を持っている誰かが失業者を招き入れて、「お金のいらない国」や「プラウト」を作ろうと思えば可能なのではないかなぁと想像してしまいます。

著者は、「囲ってやっても変な宗教団体に思われるのがオチで意味はない。」と言っていますが・・・
それはすごく理解できますが、現状は働きたくても働けない人で溢れています。
「周りからどう思われてもいいから、そんな仕組みがあったらその村に住みたい」と切望する人がどれだけいるでしょうか。

初めは、みんなで自給自足して、そこからどんどん分野を広げていき、早い段階で衣・食・住を固めます。
あと、風力でも太陽でもなんでもいいので、電力をフリーにできれば勝ちではないでしょうか。

村おこしにはアリな気がします。

ちょっと、想像力を膨らませてみましたが、甘いでしょうか?
でも、個人事として出来る事ということで考えたら、やっぱり囲ったイメージになりますね。
そこに住む人がストレス無く楽しそうに生活していたら、それに憧れる多くの人がその村に移住してくる。そして、その思想が全国に飛び火していく・・・そんなイメージはどうでしょう!?
それが、可能ならそれも悪くないと思いますが・・・

当然、精神性が進み、国や世界レベルで良いシステムを取り入れられれば理想ですが、
多くの人が、夢物語で終わらせないで、真剣に「どうやったら実現可能か?」を考えることが大切なのではないかと思います。




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テーマ:これでいいのか日本 - ジャンル:政治・経済
http://www2u.biglobe.ne.jp/~nagaryu/okanenoiranaikuni.html

こちらの小説が面白くて食い入るように読んでしまいました。
以下、こちらのサイトから転載


ふと気がつくと、私は見知らぬ町に立っていた。ビルが立ち並び、車が行き交い、大勢の人々が歩いているその町は、一見、私が住んでいる町に似ていた。しかし、確かに私の町ではなかった。空は青く、空気は澄んでいた。建物も車もどことなく私の知っているものとは違っていた。また、その町にはさまざまな人種がいるようだった。でも不思議なことに言葉は誰とでも通じるらしく、皆、楽しそうに語り合っていた。暫く呆然と立っていた私の側に、一人の日本人らしき人が近づいて来て私に話しかけた。
「ようこそ。お待ちしておりました」
ダークスーツをさり気なく着こなしたその人は、四十代半ばくらいの品のいい紳士だった。しかし誰なのか、私は全く覚えがない。戸惑っていた私に、彼は言った。
「どうぞ私について来てください」
さっぱり訳が分からなかったが、とても悪い人には見えなかったので、私は彼の後について歩きだした。そこは、やはり私の町とは違っていた。すべてのものが美しい。決して絢爛豪華というのではない。どちらかといえばその逆で、建物も車も非常にシンプル。しかし、機能美というのか、まったく無駄のない、とても好感の持てるデザインがされていた。町並みに見とれながら少し歩くと、彼は一軒の喫茶店らしき所に入った。広くはないが小綺麗な店で、わたしたちが席につくなり、ウェイトレスがメニューを持って来て言った。
「いらっしゃいませ。何にいたしましょうか」
そのウェイトレスは可愛らしい顔をした黒人女性だったが、日本語が話せるらしかった。紳士は私にメニューを渡し、何を注文するか聞いた。私は何も見ず、とっさに
「あ、コ、コーヒーを…」
と言った。紳士はウェイトレスにメニューを返しながら
「コーヒーをふたつください」
と言った。その丁寧な注文の仕方が、妙に私の耳に心地良かった。
「かしこまりました」
ウェイトレスは、にっこり笑って厨房の方へ去って行った。
少し沈黙があってから、私は紳士に聞いてみた。
「あのう…」
紳士は微笑んでいる。
「ここはどこなんでしょうか」
紳士は暫く黙っていたが、やがて言った。
「さあ、どこでしょう…」
「は」
私は唖然としてしまった。こいつ、人のよさそうな顔をして、私をからかうつもりなんだろうか。だいたい、何のために私をここへ連れてきたんだ。私は質問を変えてみた。
「あなたはどなたですか。私のことをご存じなんですか」
紳士は微笑んで言った。
「いずれ、お分かりになると思いますよ。悪いようにはいたしませんから、今は私について来てください」
私は全く納得がいかなかったが、見知らぬ町に一人で放り出されても仕方がないので、ひとまずこの紳士の言う通りにしようと思った。やがてコーヒーが運ばれてきて、私たちは黙って飲んだ。紳士は相変わらず微笑んでいた。私はさっぱり訳が分からなかった。でも、コーヒーはとてもうまかった。暫くして紳士が言った。
「じゃ、そろそろ行きましょうか」
どこへ行くんだか知らないが、私はうなずいて席を立った。紳士はそのまま店を出ようとした。私は驚いた。私にコーヒー代を払わせるつもりだろうか。どうしたらいいかわからないまま、私も紳士の後に続いて店を出てしまった。さっきのウェイトレスが呼び止めると思ったのに、彼女はにっこり笑って私たちを見ている。おまけに彼女はこう言ったのだ。
「ありがとうございました。またお越しください」
紳士はスタスタと歩き出している。私は瞬間的に考えた。そうか、あの店はこの紳士の行きつけで、きっとコーヒーチケットを預けてあるに違いない。私は、なあんだと思った。しかし、見ず知らずの人におごってもらうのも悪いなと思い、お金はとらないだろうとは思ったが、一応、聞いてみることにした。
「あのう、いくらでした」
紳士は驚いたような顔で私を見た。
「いくらって、何がですか」
「え、あの、コーヒーですよ。今、飲んだ」
「はあ」
「いや、ちゃんと割ってくださいよ。悪いですよ」
紳士は不思議そうな顔をして言った。
「割るって何を割るんですか」
私は少しイラッとした。こいつ、やっぱり私をからかってるんだな。ああ、さっきちゃんとメニューを見ておけばよかった。私はきっぱり言った。
「コーヒー代ですよ。お金払いますから値段教えてください」
「おかね?…ねだん?…なんですか、それ」
私は呆れてしまった。こいつ、一体どこまでとぼけるつもりなんだ。ほんとにふざけた野郎だ。でもまあ、いいか。おごってくれるというのなら、私が損するわけでもないし。

暫く歩くと紳士は、今度は大会社という感じの大きなビルに入って行った。私は、ただ黙って後をついて行った。ビルの中では何人かの人にすれ違ったが、皆、紳士に丁寧に挨拶をし、紳士もそれに丁寧に応えていた。私は思った。そうか、どうも貫禄があると思ったら、この紳士はきっとこの会社の偉いさんなんだ。それも、社員たちに好かれている重役といったところか。いや、もしかしたら社長かもしれない。それならそうと早く言ってくれればいいのに。コーヒー代なんかでガタガタ言うんじゃなかった。私は妙に納得してしまい、いい人と知り合いになったかもしれないと思った。

紳士は一つのドアの前で立ち止まった。側にあったベンチで私に少し待っているように言い、彼はドアの中に入って行った。社長室のドアにしては、ちょっとちゃちだなと思ったが、私は見た目より座り心地のいいベンチで、彼が出てくるのを待った。

暫くしてドアが開いた。でも出てきたのは紳士ではなく、掃除のおじさんだった。私は、なあんだと思ったが、そのおじさんをもう一度よく見てわが目を疑った。
「お待たせしました」
それは間違いなく紳士だった。紳士は作業服に手袋をし、電気掃除機らしき機械を引きずって私の前に現れたのだ。目を丸くしている私に彼は言った。
「どうされました。何か変ですか」
私は暫く声が出なかったが、やっとのことで口を開いた。
「あ、の、掃除が…お仕事なんですか」
紳士は自信に満ちた表情で言った。
「そうですよ。私はこのビルの清掃を、もう長いことやらせてもらっています」
私は拍子抜けがしてしまった。てっきり、金持ちの社長か重役と友だちになれたと思っていたのに…。私は、正直言ってとてもがっかりした。紳士は掃除機のスイッチを入れて仕事を始めた。すごく高性能の掃除機らしく、何の音もしなかった。紳士は言った。
「できれば町をご案内してさしあげたいのですが、私はこれから暫くここで仕事をしなければなりません。申し訳ありませんが、お一人で散歩でもなさって来ていただけませんか。いえ、心配はいりません。この町の人たちは皆とても親切ですから、わからないことがあったら誰にでも遠慮なく聞いてください。散歩に飽きたら、ここに戻って来てください。私はあなたが戻って来られるまで、ここで仕事をしております」

私は一人でビルの外に出た。町は相変わらず美しく、活気があった。妙な所に来てしまったものだ。一体、ここはどこなのだろう。私は暫く町を行く人々を眺めていた。ほんとにいろんな人種がいる。白人も黒人も黄色人種も。でも皆とても仲がよさそうで、楽しそうに話したり、笑ったりしている。それを見ているだけで、私は何だかとても嬉しい気分になってきた。どこだか知らないけど、いい所だな。少なくとも日本ではなさそうだ。いろんな人種がいるところを見るとアメリカかな。でもアメリカにこんな平和で美しい都市があったんだろうか。私は思い切って、ちょうど目の前を通りかかったキャリアウーマン風の美しい白人女性に声をかけてみた。
「あの、ちょっとお尋ねしますが、ここはどこなんでしょうか」
その女性はにっこり笑って私を見つめた。私は(しまった)と思った。日本語で話しかけてしまった。私はどぎまぎして、ええと、英語ではなんて言えばよかったっけなんて考えていると、その女性が突然口を開いた。
「ふふ、どこなんでしょうね」
キャリアウーマンは、にこやかに笑いながら、足早に去って行った。私は呆気にとられた。なんてやつだ。日本語を喋ったと思ったら、私をからかって行ってしまった。あの紳士といい、キャリアウーマンといい、人の良さそうな顔をして何を考えているんだ。

私は、どうも納得がいかないまま町を歩き出した。そうだ、地図を調べてみよう。私はこれは名案だと思い、たまたまあった書店に入った。しかし、私の期待は見事に裏切られた。確かに地図はあった。それもちゃんと日本語で書いてあったので私にも読めた。この町が、国というべきか、とてつもなく広いこともわかった。しかし、肝心の、地球上のどこに位置するのかが、どこにも書いてないのだ。私の頭は混乱した。こんな馬鹿なことってあるか。こんなでかい国なのに、私はその存在を今の今まで知らなかった。学校の地理でも習わなかった。一体、ここはどこなんだ。ひょっとして地球ではないのか。そんな馬鹿な。地球以外に人の住んでいる星が見つかったなんて話、まだ聞いてないぞ。

私は、ふらふらと書店を出た。何がなんだかわからなかった。呆然と少し歩き、ふと見ると一軒のレストランがあった。こぢんまりとした、入りやすい感じの店だった。私は急に空腹を覚えた。ま、とりあえず飯でも食って、それからまた考えるとするか。私は店のドアを開け、中に入った。人気のある店らしく、結構混んでいた。私はウェイトレスに案内されてテーブルにつき、受け取ったメニューを広げた。家庭料理風の、うまそうな料理の写真がたくさん並んでいた。私はつい、ウキウキと迷っていたが、あることに気付いてはっとした。値段が書いてないのだ。しまった。もしかしたらこの店、すごく高いのかもしれない。そういえば、このテーブルやイスもさりげなくいいものを使ってるみたいだし。困ったなあ、あんまり持ち合わせがないんだ。今から出るわけにもいかないしなあ。足りるかなあ。まあ、いいか。そう言えば、この国で日本円が使えるとも思えないし。最悪、店の人に頼んで待ってもらって、あの紳士にお金を貸してもらおう。私は恐る恐るあまり高そうでないものを選んでウェイトレスに注文した。ウェイトレスはにっこり笑って奥へ引っ込み、間もなく料理を運んできた。目の前に料理が置かれるやいなや、私は値段のことも忘れて夢中で食べた。腹も減ってはいたが、とにかくすごくうまいのだ。

きっと、相当がつがつ食べていたのだろう。食べ終わってから、隣のテーブルの白人と黒人の学生風の女の子二人連れがくすくす笑っているのに気付いた。照れくさかったので私はそそくさと席を立った。
さあ、いよいよ問題の一瞬がやって来る。果たしていくら請求されるんだろうか。私は店の出口の方へ向かい、レジを探した。しかし、レジは見当たらない。仕方がないのでもう一度、中へ戻り、ウェイトレスを呼び止めた。
「あの…」
「はい、何でしょうか」
東洋系の、愛嬌のある顔をしたウェイトレスは、愛想良く日本語で答えた。
「レジはどこですか」
ウェイトレスは、きょとんとしている。店は結構話し声がしているので、よく聞こえなかったのかなと思い、私はもう一度ゆっくりと繰り返して聞いた。
「レジは、どこですか」
彼女は困ったような顔をして小声で言った。
「あの、すいません。ここにはそういう物、置いてないんですけど」
私は呆れた。こいつまで私をからかうつもりなのか。一体、この国のやつらは何を考えているんだ。よそ者をからかって、そんなにおもしろいのか。私は黙ってウェイトレスをにらみつけた。彼女はすまなそうに、うつむいてしまった。私はちょっとかわいそうな気がして、なるべく優しい口調で聞いてみた。
「私が食べた料理の値段を知りたいんです。お金を払いますから。教えてくれないとこのまま帰ってしまいますけど、いいですか」
ウェイトレスは顔を上げ、不思議そうに言った。
「あのう、お食事がお済みでしたら、お帰りになっていただいてかまわないのですけれど。もっと何かお召し上がりになるのでしたら、ご注文くださればお出ししますが…」
ウェイトレスの表情は真剣だった。とてもふざけているとは思えない。私の頭は混乱した。ひょっとしたら本当にタダなのだろうか。ここは、何かボランティアでもやってる店なのか。でも、来てる客はそんな、生活に困っているふうにはとても見えない。全く訳がわからなかったが、私はとりあえずウェイトレスに、にっこり笑って右手をちょっと上げて挨拶し、店を出てみた。彼女もにっこり笑って見送ってくれた。後は追って来ない。

私は狐につままれたような気持ちで、また町を歩き出した。ほんとにタダだった。だとすると、あの紳士と飲んだコーヒーも、やはりタダだったのかもしれない。なぜだ。なぜ、タダでやっていけるんだ。その時、私の脳裏に無謀な仮説が浮かんだ。(ひょっとしたら、この国のものはみんなタダなのかもしれない)我ながらとっても無謀な考えだと思った。後でそのシステムを理論づけることなど、自分にはできっこないという妙な自信まで持ってしまった。そんな馬鹿なこと、すべてタダで世の中が成り立つはずはないんだ。

ふと見ると、大きなスーパーマーケットがあった。私は、よし、ここに入ってみようと思った。ここで何か買ってみれば、はっきりするだろう。スーパーがタダでやっていけるはずがない。物を売らなきゃ商売にならないんだから。店に入ると私はまず、レジを探した。あった、あった。大きなスーパーだけあって、出口のほうに向かってレジがズラーッと並び、どれにもお客の長い行列ができていた。店員はそれぞれのレジに二人ずつ付き、忙しそうに機械を操作しながら商品を客に手渡していた。私は何となくホッとして、カゴをひとつ取り、そこら辺のものを適当に放り込んで、行列の最後についた。もう、自分のお金の持ち合わせがないことなど気にしていなかった。何だか妙な安心感があった。これでいいんだ。こうでなきゃ変だ。列は次第に進んで、だんだん私の順番が近くなってきた。ふと、私はレジの店員とお客を見た。一人の店員は、カゴから出した商品を一つずつ機械でチェックしていた。もう一人は、チェックの済んだ商品を手提げ袋に入れ、客に渡していた。そして客は、そのまま袋を持って店から出て行った…。私の頭は真っ白になった。カゴを放りだし、列をはずれて店を飛び出した。

どうやってたどり着いたか覚えていない。気がつくと私は、あの紳士と別れた大きなビルの前にいた。ビルの中に入ると、丁度そこで紳士はまだ掃除をしていた。
「やあ、どうでしたか、町は。皆、親切だったでしょう」
私は何と答えたものか、声が出なかった。
「おやおや。少しお疲れのようですね。ちょっと待っていてください。もうすぐ仕事が終わります。そうしたら、お休みになっていただけるところへお連れしますから」
今度は一体どこへ連れて行くというのだ。もう、どうにでもなれ。私は疲れとあきらめで眠気を催し、近くにあった椅子に座って少しウトウトしてしまった。

気がつくと目の前に、スーツに着替えた紳士が立っていた。
「お待たせしました。さあ、いい所へお連れしますよ」
私はどこへ行くのか聞く気にもならず、黙って紳士の後について行った。外に出た紳士は歩道の一角にある階段で地下に降りた。そこは地下鉄の入り口だった。駅員はいたが、案の定、改札はなかった。私はもう、考える気力も失せていた。間もなくホームに電車が入ってきた。とても静かな電車で、乗ると邪魔にならないくらいの音量でBGMが流れていた。その音楽がとても心地よく、私の疲れを少しいやした。

いくつくらい駅を過ぎたろうか。紳士はある駅で電車を降りた。勿論、私も後に続いた。地上へ出てみて驚いた。電車にはそんなに長いこと乗っていたつもりもないのに、目の前には先程の大都会とは打って変わって、閑静な住宅街が広がっていた。豪邸という程でもないが、きれいな家が適度な間隔を置いて立ち並び、どの家もそこそこ広そうだった。もう、すっかり日は暮れていたが、きちんと整備された街灯が道や家々を美しく照らし出し、家の窓からは柔らかい光が漏れていた。

紳士は一軒の家の前で立ち止まった。私は(ここがこの人の家なのか。いい所に連れて行くと言ってたが、自分の家に招待するってことだったのだな)と思った。紳士はドアを開けた。玄関のライトが自然についた。紳士は私に言った。
「さあどうぞ、お入りください」
私は玄関に立った。とても雰囲気のいい家だと思った。結構、天井が高く、壁に掛けてある絵も、私の趣味に合っていた。紳士は一つの部屋のドアを開け、私を招き入れた。部屋の中に入って私は仰天した。外から見て想像したより、部屋はずっと広かったのだ。そこはリビングルームだったが、かなりのスペースの真ん中に、数人が掛けられる、ゆったりとした座り心地の良さそうなソファとテーブルが置いてあった。大きなリビングボードには、高級そうな酒らしきものや、変わった形のグラスも並んでいた。しかし、それより私が驚いたのは、紳士がスイッチを入れると現れた、壁に仕込まれた巨大な画面のテレビのようなものだ。特殊な眼鏡をかけているわけでもないのに、明らかにそこに存在しているかのような映像が、次々と大迫力で展開されていた。私が知っている立体映像とは、比べものにならなかった。
紳士は、呆気にとられている私を、にこにこしながら見ていた。
「いかがです。なかなか面白いでしょう」
「す、すばらしいですね」
紳士はさり気なく言った。
「今日からここが、あなたのうちですよ」
「は」
私は変な声を出してしまった。なんだ、なんだ。こいつ、私と一緒に住もうってのか。妙に親切だと思ったら、そういうことだったのか。いやだ、いやだ、ぜーったい、いやだ。そんな目に合うくらいなら死んだほうがましだ!真っ青になっている私に、紳士は言った。
「いや、勘違いなさらないでください。私の家はちゃんと別にあります。ここはあなた一人のためにご用意した家ですから、安心なさってください」
私は声が出なかった。(何だって。私のために用意しただって。なんで私が来るのが分かったんだ。こんなすごい家、誰がどうやって貸してくれたというんだ)
この不思議なことの連続、もう完全に私の理解の範ちゅうは越えた。何を考えても無駄だと思った。これ以上考えたら、気が狂うしかないだろう。紳士は言った。
「ここに住んでいただけますよね。まあまあの家だとは思うんですが」
私は声が出せず、口を開いたまま、ただうなずいた。
紳士は安心したようににっこり笑い、他の部屋も案内してくれた。とにかくすごい家だった。考えることを放棄していなければ、私の頭は爆発してしまっていただろう。

ひと通り部屋を回り終えると、私たちはリビングルームに戻った。紳士は私に断ってから、リビングボードに並んでいた酒らしきボトルのうちの1本と、グラスを2つ出して来て、飲み物を作ってくれた。大きなソファに座って私たちは乾杯した。その飲み物は私の知っている酒の類とは少し違っていた。決して甘くはないが飲みやすく、何とも言えず良い香りがして、体に心地いい。いくら飲んでも悪酔いしそうもないという代物だった。

私は暫くぼうっとして、ただグラスの中のものを飲んでいた。紳士は、相変わらず微笑みを浮かべたまま私を見守っている。やがて、私の脳裏にふつふつと素朴な疑問が湧き上がってきた。この家に来てからのことなど言い出したらきりがないので、私の防衛本能のためか聞く気も起こらなくなっていたが、私はどうしても、あのお金を取らなかったレストランやスーパーのことが気になって仕方がなかった。私は、恐る恐る聞いてみた。
「あのう、この国にはお金というものはないんでしょうか」
紳士は不思議そうに聞き返した。
「おかね…ですか。確か、前にもあなたは私にそういう言葉を言われましたね」
紳士は少し間を置いてから私に言った。
「少なくとも私は、お金というものは知りませんし、聞いたこともありません。それは一体、どんな物なのですか」
一応、予想していた答えではあったが、やはりこう、面と向かってはっきり言われると、ショックだった。私は、ズボンのポケットから財布を取りだし、中に入っていた紙幣数枚と、硬貨をジャラジャラ出して、テーブルの上に並べた。
紳士はそれらを興味深そうに手に取り、暫く眺めていたが、やがて言った。
「この汚れた紙きれと金属の破片が、一体どういう役に立つのですか」
私は返答に困った。お金の存在しない社会に暮らしている人に、一体なんと説明すればいいのだろう。とにかく一言では無理だ。私は思いつくまま話してみることにした。
「私たちの国では、何か仕事をすると、このお金というものがもらえるんです。そして、物にはみな値段というのが付いていて、お店で何かを買ったり、物を食べたりすると必ずその値段分のお金を払うことになっています。あの、買うというのはお金と引き替えに物を受け取ることなんですが、とにかく何をするにしてもお金がいるんです。お金がなければ生きていけないんですよ」
紳士は興味ありげに私の話を聞いていた。私は続けた。
「皆、自分が働いて稼いだお金を使って生活するんですよ。だから、いっぱい仕事をした人はいっぱいお金をもらって豊かな暮らしができるんです。まあ、かなり不公平もありますし、働かないで儲けるずるい人もいますが…。皆、自分が儲けたお金の範囲内で生活するようになっているんですよ。だから、お金はどうしても必要なんです」
ここで紳士が口をはさんだ。
「要するにあなたの国では、お金というものがないと、人々が欲望をコントロールできないというわけですか」
私は言葉に詰まった。確かにその通りかも知れない。でも私は反論したくなった。
「まあ、そうかも知れませんが、でも、お金を払わなくても何でも手に入るのなら、もう、仕事をしなくてもいいじゃないですか。毎日遊んで暮らせば…」
「皆が遊んでばかりいたら、何も手に入らなくなってしまいますよ。物を作る人も、与える人もいなくなるわけですから」
「でも、そういう人もいるのではないですか。働かなくても生活できるのなら、自分一人くらい遊んでいてもいいだろうと思う人が」
「この国にはそういう人は居りませんし、この国に、そういう人は住めないようになっております。それにあなたは、そのお金というものと働くということを堅く結びつけて考え過ぎている気がします。仕事は社会への奉仕ですから、世のため、人のため、ひいては自分のために、皆で働かなければ世の中は回っていきません。あなたの言うお金がもらえなくてもです。そしてあなたが生活に必要なものはお金など払わなくても、社会から奉仕してもらえばいいのです。事実、この国はそういうシステムになっております」
私は何となく分かったような気もしたが、さらに反論を続けた。
「お金はね、あるとためておくことができるんですよ。働いても使わずに貯金…ちょきんというのはお金をためておくことなんですが、貯金しておけば、後で必要な時にいつでもおろして使えるんです。たくさんためると贅沢ができます。だから楽しいんですよ」
「ぜいたくって何ですか」
「え、ええと…自分が欲しい物は何でも買ったり、美味しいものをたくさん食べたり…」
「この国では、欲しいと思ったものは、すぐにでも手に入れることができますよ」
「ただ欲しいくらいの物を手に入れたって、贅沢とは言えないんです。もう自分には必要ないくらいたくさんの物とか、値段のすっごく高い物とか…」
紳士は、ぷっと吹き出した。
「そんな、自分が必要もないほどの物を手に入れて何が面白いんですか。それに、そんなとりとめもない欲望を追っていたってきりがないでしょう」
確かにそうだと思った。しかし、負けてはいられない。
「でも、貯金しておくと、年とって働けなくなっても安心でしょう」
「この国では、働けない体の人には、みな喜んで何でも差し上げますよ。あなたの国ではそういう人でもお金というものを持っていなければ、何も手に入れられないのですか」
私は、自分の国では年金が…などというケチくさい話、とても言い出せなかった。なんだか自分のいた世界がとっても情けないところのように思えてきた。だんだん苦しまぎれになるのはわかっていたが、私はまだ抵抗を続けた。
「泥棒はいないんですか、泥棒は。人の物を取っていく奴です。お金は…ないからいいとしても、ほら、あなたの持ち物とか盗んでく奴」
「勿論、そんな人はいませんが、たとえいたとしても私の持ち物など取ってどうしようというのですか。大抵の物はお店で新品が手に入るのですよ。私が手で作ったものを欲しいと言われるのなら、差し上げられるものは差し上げますし…」
私はもう、何と言ったらいいか分からなくて、混乱してしまった。
「だけど、私の仕事だってね、見積りを書いたり、支払いの手続きをしたり、お金に関することがすごく多いんですよ。それに、そうだ。銀行や保険会社はどうなっちゃうんですか。お金がなかったら仕事がなくなっちゃうじゃないですか」
「ちょっと待ってください。よく分からない単語がたくさん出てきましたが、あなたの言いたいことは何となく分かりました。要するに、そのお金というものに関連して生まれる業務、あるいは直接お金を扱う仕事に携わっている人は、お金がなかったとしたら、仕事がなくなってしまうではないかということですね」
私は黙ってうなずいた。なんだか自分が子供みたいで、ちょっと恥ずかしかった。
「私の想像では、あなたの国は、そのお金というものを動かさなければならないために、ものすごい時間と労力のロスをしている気がします。言い換えれば、不必要なもののために、無駄な仕事を増やしているということです」
「でも、私の国ではお金がなければ社会が回っていかないんですよ」
「それは分かります。でも、あなたの国でもこの紙きれや金属を食べたり、直接何かに使ったりしている人はいないわけでしょう。要するにこのお金というものは、物の価値を皆が共通して認識するための物差しでしかないわけです。ですから、例えば今あなたの国で、このお金が一斉にパッと消えてしまったとしても、皆そのまま仕事を続けていけば世の中は回っていくはずなのですよ。それに、ちょっと想像してみてください。あなたの国の、お金を扱う仕事に携わっている人が、その業務から一切解放された時のことを。そして、お金を動かすために使っていた時間や労力をもっと世の中のためになる仕事に向けたら…いや、勿論お金の存在する社会においては、そういう仕事が大切なのは分かるんですが、もしそうしたら、ずっとずっと社会は豊かになると思いませんか。いいですか。あなたの国では現在、お金に関わっている仕事の人が全員、その仕事をやめてしまったとしても、皆ちゃんと暮らして行けるだけの豊かさは既にあるのです。そんな、言ってみれば無駄なことに時間や労力を使っていたにも拘らず、あなたの国はやってこられたわけですから。ですから、そういう仕事にかけていた時間や労力を、もっと社会の役に立つ仕事に向ければ、あなたの国の人々の生活はもっと豊かになるはずです」
私は言葉に詰まった。だんだんそんなような気もしてきた。もし、お金というものがなくなったら、お金に関するトラブルも一切なくなるわけだ。脱税だとか、借金苦の自殺だとか、銀行強盗だとか。世の中の「金のため」という矛盾もすべてなくなる。もしかしたら、世界中の、飢えや貧困に苦しんでいる人たちも救えるのではないかという気にもになってきた。しかし、私は紳士に言った。
「でも、今、私の国でお金というものがなくなったら、うまく行くとはとても思えません。きっと誰も仕事をしなくなって、世界が破滅してしまうんじゃないかな」
紳士は笑いながら言った。
「は、は、こんな紙切れや金属の破片のために破滅してしまうなんて、面白い国ですね。まあ、それはどうだか分かりませんが、確かに今すぐは無理でしょうね。私が思うには、あなた方は、まだそこまで魂が進化していません。でも、いずれ私たちのような国が作れるかも知れませんよ。気が遠くなる程、先の話でしょうけれど」
私はもう言葉が出なかった。話のレベルが違い過ぎると思った。紳士はさらに続けた。
「多分、そのお金というものを得ることが仕事の目的だと皆が思っているうちは、あなたの国の、真の意味での進歩はないでしょうね。仕事の目的は世の中の役に立つことです。報酬ではありません。報酬を目的にしていると、必ずどこかに歪みが生じてきます。自分の行なった仕事以上の報酬を得ようとしたり、必要のない仕事を無理に作って、自分の利益だけは確保しようとする動きが出てくるでしょう。そうなると、完全な競争社会になります。それもお互いの向上を目的としたものではない、単なる足の引っ張り合いになるはずです」
私は、紳士の言っていることが、あまりにも自分の国の状態とぴったりなので、驚きを通り越して恐怖を覚えた。紳士は最後にこう言った。
「あなたの今やっている仕事が、本当に価値のあるものかどうかを判断する、簡単な方法をお教えしましょう。仮に、社会からお金というものがなくなり、その仕事によって報酬を得られないとしても、自分がその仕事をすべきだと思うかどうかです」

紳士は私に、自分の連絡先を書いたメモを渡し、礼を言って出て行った。自分の家に帰ったのだろう。私の脳味噌は思考することをあきらめてしまったのか、妙にスッキリして心地よかった。私は体が溶けてしまいそうに寝心地の良いベッドにひっくり返ってぼうっとしていた。全く不思議な所に来てしまったものだ。なぜ来たのか見当もつかないが、居心地は悪くないから、とりあえず帰れるまでのんびりするか。さて、明日からどうしようかな。まあ、何でもタダだし生活には困らないわけだから、観光でもして遊んでようか。でも、そんなことしていたら紳士に怒られるかな。うつらうつらしながら考えているうちに、私は眠ってしまったらしい。

結局、他にすることも思いつかなかったので、翌日から私の贅沢旅行が始まった。

(出版に伴い、ホームページ上での掲載はここまでとさせていただきます。)


続きはこちらの本をどうぞ↓




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テーマ:紹介したい本 - ジャンル:本・雑誌
こちらのサイトではHAARPの波形が四川大地震のパターンと同じになったと警告しております。
http://goldentamatama.blog84.fc2.com/

HAARP(The High Frequency Active Auroral Research Program)とは表向きオーロラ研究プログラムという名目の軍事兵器です。
この巨大な電子レンジで地表や、電離層を暖めて地震や、ハリケーンを起こしたりしています。

HAARP

こちらのブログでは、地震前のHAARPの波形の動きを調査し、ある法則が起きることを発見し、公表しております。
「いたずらに恐怖を煽りたくはないけど」と何度も繰り返しながら、現在その波形が地震前のものと同じ動きを示しており、連休の21、22、23日あたりに地震が来るのではないかと警鐘をならしております。

氏は地震がなかったら、このブログを閉じるとすら言っております。
もし、この文章をご覧の方は、今一度地震対策をしてください。

地震は起きないにこしたことはないですが、このブログの一読者としてはブログ閉鎖はしないで頂きたいと願います。
「起きる」「起きない」はその時にならないと分かりませんが、地震の可能性を説くと

「じゃあ、起きなかったらどうするの?」

という人がいます。
私は、この一言を発する人の思考回路は解せません。

未来の可能性を説く側は、いつも嘘つき呼ばわりされる危険性があることを承知です。
それでも使命感を持って、人の命を救いたいと相手のことを想って情報を発信するのです。

このブログ主もまた、利益の為でもなく、いたずらに危機感を煽りたい訳でもなく、過去のデータを検証のもと、使命感で情報を発信しています。

上記のブログを過去の記事から目を通してみてください。

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父からの勧めで「宇宙人がアセンションを語りはじめました」を読んでみました。



私は、この著者のシリーズ本を以前に読んだことがあります。
そこにはブッシュが捕まる等の予想があったのですが、実際は著者が予想した通りに世の中が進んでいないこともあり、この本を薦められた時に正直ためらいました。

そして、amazonのレビューを見ても、一人しかコメントしていませんが、辛口評価だし・・・

しかし、「今回の内容は今までのシリーズで一番良いから」と父から後押しされて、読んでみることにしました。

内容は、著者と地球に滞在している人間の姿をした宇宙人との対話形式で進んでいくのですが、
面白くて、読みやすくて一日で読み終えてしまいました。

当然、宇宙人との対話というと賛否両論あるでしょうが、私は目から鱗の情報が沢山ありました。
この本に書いてある殆どのことが私のアンテナで正しいと感じてきた内容と一致しますし、理に適っていると感じます。また、私の常識・知識を超える内容も沢山ありました。

この本によると、アセンションはフォトンベルトではなく、プラズマ帯に入ることによって起こるそうです。

是非、一読を!価値のある本です。

著者のブログです↓
出版記念パーティーには宇宙人の方もいらっしゃるそうです。行ってみたかったなぁ・・・

http://yaplog.jp/tamura_shuho/

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以前、ご紹介した本「アミ 小さな宇宙人」シリーズですが

その本を映像化しようとするプロジェクトがあるようです。

▼下記、サイトより転載

「アミ小さな宇宙人」映像化プロジェクト
突発性難聴で聴力を落とし、とても落ち込んでいた母に、私は最初にこの本を勧めました。すると母は、自分のことに精一杯で心にゆとりのなかった様子が嘘のように、「ぜひ、これをアニメにして世界中の人に観てもらって!」と、アミの愛の波動に突き動かされ、込み上げる気持ちを私にぶつけてきたのです。アニメーションにすることで、一人でも多くの人にハートで感じてほしい。その想いをこめた手紙を原作者であるエンリケ・バリオス氏に送ったことが、このプロジェクトの始まりでした。

http://www.amiproject.net/

このサイトは作者のエンリケ・バリオス氏も公認のようです。
サイトを見ると、アミの言葉が幾つか散らばっていて、暖かな気持ちになれます。

こちらで署名を集めているようなので、私も署名しておきました。



余談ですが・・・
今、私はエンリケ・バリオス氏の「魔法の学校」を読んでいます。
これはこれで、良い気付きを与えてくれる一冊ですね。お勧めです。




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マスメディアにより、新型インフルエンザの過剰報道が流れているというサイトが多く目に入ります。

そして、タミフルも意味がないどころか、逆に悪くなってしまうとか・・・

そんな中、読売新聞に「タミフル服用せず、40代の女性保健師死亡」という題名の記事を発見!

やっぱり実際は、メディアの報道も過剰ではないし、タミフルも効くのではないか・・・と思ってしまいましたが、武山氏のブログを読んで謎が解けました。

同じ疑問をお持ちの方は是非、一読を!
タミフル服用せず、新型感染の女性保健師死亡?

武山氏のブログより転載
タミフルを製造しているのは、グラクソ・スミスクラインという製薬会社です。そして、タミフルという抗ウィルス薬の基本特許を持っているのは、かのブッシュ政権でイラク戦争をでっち上げ、世界中で戦争を煽っている悪名高いラムズフェルドの関係している企業です。我々は、捻じ曲げられた情報で操られようとしています。マスメディアはその捻じ曲げられた情報の発信源になっています。

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